2012年5月16日水曜日

うつ病の症状と種類 - うつ病ドリル


ここではうつ病の全体を感じ取るために、いろんな統計や一般的な知識を書いておきます。

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症状はこんな感じ

典型的な症状は、チェックリストにある通り。
ここでは「自分のこんな症状ってうつ病?」が分かるように、もう少し突っ込んで見てみよう。

精神的な症状

マイナスな感情(不安、悲しみ、焦り)
うつ病最大の症状。思い当たる節がない、自動的な不安や悲しみが特徴。若い人だと焦りがメインに出てくることがあるので、端から見てると落ち込んで見えなくてうつ病に気づくのが遅れることもある。

最初のうちは楽しいことが起きれば楽しいと思う感覚も残っているが、何もしないと漠然としたイヤな気分がよみがえってくる。この先何も良いことがないんじゃないか、自分はダメなやつだ、何をしたってムダなんじゃないか、っていう考えも起きてくる。

症状が進むと何もないのに泣いてしまう。何か悲しい出来事があったわけじゃないから、気分転換でスカッと忘れることも出来ない。

やる気がでない
たぶん2番目あたりに多い症状。最初のうちは仕事に取りかかれずにグズグズするくらいで、症状が進むと趣味をやる気もなくなってくる。楽しいことをする気になれないのだ。こんな風になりたい、という希望もなくなってくるので、前向きな努力がしづらくなる。

さらに進むと外出する気がなくなる→着替えや洗顔、入浴をするのが面倒→布団から出られない、という風に進んでくる。

怠けとの最大の違いは、怠けが「やらなくてもいーんじゃねーの」と思うのに対し、うつ病では「やらなきゃいけない」という意識が残っているのにどうしても手を付けることができないのだ。これを「精神運動抑制」という。やる気が抑え込まれている、という意味だ。

頭が回らない
働く人にとって非常に切実な症状。いわば「仕事ができなくなる」。

最初のうちは「勘がにぶる」「アイデアが浮かばない」くらい。やがて物事の優先順位が分からなくなってきて、何が大切なのかピンと来なくなる。
からだの動きが遅くなる、口数が減る、会議で自分の意見が言えなくなる、というのも起きる。
若くても物覚えが悪くなったり暗算が苦手になる。

実際に仕事の能率も落ちてくるので、「自分はもうダメだ」「まわりに申し訳ない」という「自責念慮」という考えが出てくるようになる。そうなると悪循環が始まって症状がどんどん進んでしまう。
症状が進むと何をすべきか全然分からなくなる。

自殺、自傷
ここまで来ると一刻を争う。自然と死にたくなる、どうしても手首を切る、という症状。思い詰めて決心して死ぬ人もいれば、自分でも意識せずフラっと自殺してしまう人もいるようだ。
しかも怖いのは、これが慢性的になって自分でも慣れてしまうということ。

症状は朝悪く、夕方楽になる
よっぽど重症でないかぎり、こういった精神症状が1日中最悪ということはない。朝が悪くて次第に楽になる「日内変動」という傾向があるのが一般的。
「昼からは平気だから、自分はまだ大丈夫なんじゃないか」と思ってると良くない。その変動こそがうつ病の特徴なのだ。
最初のうちは朝の出社や登校がつらいというところから始まる。特に何かイヤなことがあるわけじゃなく、どうしても行く気が起こらないのだ。でも行かなきゃいけないことは分かってるので悶々としてしまう。
進んでくると布団から出るのさえイヤで、朝そのものがイヤになる。
 
 
 
からだの症状
実のところ、からだの症状はあまりに多� �すぎてまとめきれない。ここではメジャーなものだけね。

眠りが悪い
眠れない方面の悪化と寝過ぎ方面の悪化がある。

眠れない方面は不眠とか睡眠障害とか言われる症状。寝付きが悪い、夜中に起きる、朝早く目が覚めるというのが3大症状。眠りが浅いというのも不眠の一種。ただし、不眠症とは違って全く眠れないケースはまれ。
寝過ぎ方面は、ズバリ過眠。昼まで眠いとか一日中眠いとか。

脳は睡眠中にストレスの処理をするので、睡眠が悪くなると症状が進みやすくなる。睡眠には「深いノンレム睡眠」「浅いレム睡眠」があるが、うつ病では深い方がなくなるのが特徴。深い方は脳を休ませる睡眠なのに、これがなくなるから脳が休めなくて症状が悪化するのだ。

どこかが痛い
体のどこかが慢性的に痛い。これはもう、本当にどこでも起きうる。肩こり、胃痛、関節痛、筋肉痛…
中でも多いのは頭痛らしい。刺激のある「キリキリ」「ズキズキ」より、どんよりとした重さが来るのが多いみたい。
うつ病の時の痛みは一般的な痛みのメカニズムではないので、鎮痛薬はたいてい効かない。


妊娠初期症状の痛み

食欲が増える・減る
うつ病だからといってみんながげっそりするわけではなく、食べ過ぎ(特に甘いものとか炭水化物)のケースもある。「無性に○○が食べたい」というのが頻繁に起きるのもうつ病にありがち。

胃腸の具合が悪い
うつ病に限らず、ストレスで簡単に症状が出ちゃうのが胃腸。胃の痛み、むかつき、吐き気、下痢、便秘。
内科の薬はたいてい効かない。原因が胃腸にないから。

耳や目が悪くなる
目の疲れ、耳鳴り、難聴、などなど。めまいが出るケースもある。でも眼科や耳鼻科で原因が分かることはない。
実のところ目や耳そのものよりも視覚や聴覚を担当する部分の脳の機能不全という説が有力。


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統計・データ集

うつ病の回復期間は?
治療開始から8ヶ月までで6割の人が回復する(※再発は考慮に入っていない)。それ以降は長引く傾向。
(クリックで拡大)
日本うつ病学会 第2回総会 市民公開講座より

回復しても半分の人は年内に再発するので(後述)、実情は上の図より厳しい。
そもそもたった数ヶ月で再発するような例は「治った」んじゃなくて「一時的におさまった」だけじゃないのか。

ウチのサイトの自動アンケートで「闘病期間」を聞いてみたら

4%

15.2%

12.1%

21.2%

5.1%

29.3%

7.1%

6.1%

〜6ヶ月

〜1年

〜2年

〜3年

〜4年

〜5年

〜10年

11年 〜

 
 
 
治り方のパターンは?
3段階に悪化して3段階で回復する「クレイネスによるうつ病の経過」という表が有名だけど、実のところあいまいで合ってるのか合ってないのかよく分からない。表現に幅がありすぎて、自分がどこに当てはまるのかほとんど分からないのだ。
もともとうつ病の診断は全て問診なので、自分が何%悪化したかという数値での把握が出来ない。

おおざっぱに言えるのは
・中くらいまで進行すると気分の変動が激しく、日によってドカンと落ち込む日もある
・重症は沈みっぱなし
・ほぼ治りかけの時に躁じゃないかと思うくらい気分が盛り上がる人がまれにいる
・自発的な意欲が出るのは最後の最後。それまでは焦らないこと
 
 
 
うつ病の再発率は?
猛烈に高いことは有名。海外の 12研究の比較によると、1年以内で4〜5割、一生のうちには9割くらいの確率で再発するらしい(ただし、再発予防の投薬を継続をしていた者は少なかったとのこと)。

10ヶ月40%
5年41%〜75%
10年58%
15年85%
25年80%〜88%

(ジョン・ポトカー/マイケル・テーズ「最新うつ病治療ハンドブック」日本評論社 p.112 , 2004年より)

それと、再発を繰り返すごとに再発率が高まる。

今までに1回うつ病になった人が
再発する率
50%
今までに2回うつ病になった人が
再発する率
75%
今までに3回以上うつ病になった人が
再発する率
90%

うつ病では回復した後に再発予防を真面目にやる人が少ないのでこんな数字になる。治った後に以前と同じ生活すれば、そりゃ再発するのも当たり前。

最近では再発予防のために回復後6ヶ月〜1年程度抗うつ薬を飲むことを勧められるが、守らない人は結構いるはず。そういう人もこの再発率を聞けばビビって飲むはずだ。 


 
 
抗うつ剤は効くの?
薬の臨床試験データといくつかの論文なんかの話をまとめるとこんな感じ。


リングと痛みのポスト卵

50%

20%

27%

3%

最初に使った薬が
そこそこ効く

いくつか試すうちに
効く薬が見つかる

薬以外の方法で
長丁場

どんな治療も
効かない

どんな治療も効かない人には、受けているストレスが強すぎる人(治療中も休養できない環境の人)、生活習慣が悪い人(ジャンクフードばっかりとか)、そもそもうつ病じゃない人(誤診)なども含まれる。


薬が効く率は、パキシルに限って見ると 50.4% (症状が中程度以上改善する人の割合)。
他の抗うつ剤もだいたい似たようなもの。

すごく改善する

24.4%

中程度に改善する

25.9%

軽度に改善する

15.6%

効果なし

21.1%

やや悪化

4.1%

悪化

2.6%

わからない

5.9%

飲めば 50.4% の確率で効くとは言っても、飲み続けて治るところまで行ける人は多少少ない。薬だけで治る人は、薬を飲んだ人のうちおおむね 40% くらいと言われている(1つ目の薬が効かなくて2〜3種類試す人も含む)。
 
 
 
抗うつ剤の副作用はどれくらい?
メジャーな抗うつ剤の副作用発生率を、メーカー(製薬会社)のサイトから拾ってきた。
ズバリ、パキシル5割・トレドミン3割 だ。

副作用

1位

眠気

14.6%

口の渇き

7.5%

2位

吐き気

12.7%

便秘

5.8%

3位

口の渇き

10.7%

悪心(気持ち悪い)

5.0%

4位

目まい

7.4%

眠気

4.1%

5位

便秘

6.8%

頭痛

1.9%

6位

頭痛

6.6%

発疹

1.7%

 

 他との合計
(重複除く)

50.0%

他との合計
(重複除く)

32.1%

合計の発生率は重複をカウントしていないので、1人で2つ以上の副作用が出ても1件とカウントしてある。つまり、3〜5割の人に何らかの副作用が出る。
もちろん、軽い副作用で済むこともあればフラフラになって飲み続けられない人もいる。

SSRI 以降の世代の抗うつ剤では副作用が少ないとは言われているが、実際の数字はこのくらいだ。

さらに、抗うつ剤で自殺衝動が出る可能性が見つかった。
SSRI は未成年の自殺を誘発するという警告がすでに出ているが、どうやら成人に対してもそうらしいとアメリカ FDA(日本で言う厚生労働省)で調査が始まった。対象はSSRI に限らず全抗うつ薬だ。

重大な副作用の可能性は低いので、それだけを恐れて薬を避けてしまうのも良くない。
ただし「言われているほど安全ではない」という事実は知っておこう。
 
 
 
みんなどれくらいの症状なの?
そのものズバリの統計が見つからなかったので、薬の臨床試験の結果で代用してみる。メジャーなパキシルの結果と、新しい薬トレドミンの結果ね。両方の被験者の構成割合を見てみたら、どちらも似たようなものだった。これらをさらに合算してみた。

5.5%

71.9%

20.9%

1.7%

軽症

中程度

重症

重篤

一般向けの本やサイトに載っているうつ病チェックは実は重症以上用なので、それに当てはまるような人は 22.6% しかいないことが分かる。
もし「本に載ってるチェックに当てはまらないから大丈夫」と先延ばししていると、当てはまる頃には相当悪化していてなかなか治らないということになる。

一般的なうつ病チェックでは当てはまらなくて当たり前、当てはまったら相当ヤバいのだ。
 
 
 
うつ病になりやすい人は?
よく「真面目な人がうつ病になりやすい」と言われるが、確か性格とうつ病の関連で統計を取った人はいなかったんじゃないか。少なくとも根拠を見たことはない。


うつ病はストレス処理能力を超えるストレス(精神的ストレスと肉体的ストレス)が持続した場合に起きるもので、真面目ではあってもストレス処理が上手ければ大丈夫。
で、ストレス処理能力において性格というのはさほど意味はない。真面目な人が真面目にストレス処理に取り組めば問題はないのだ。

それと、女性は男性より2倍うつ病になりやすいという話があるが、これはアメリカでの統計であって日本では男女同率だったはず。
ただし更年期以降は確かに女性の方が多いそうだ。


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いろんなうつ病

一般的なうつ病とは少し違うものの治療対象となっているうつ病を紹介しておこう。

 
仮面うつ病
からだの症状がメインのうつ病。気分や意欲の変化があまりないのでうつ病チェックでは見つけにくいが、体の変化はある。
おそらくストレス性。
「身体的な症状で隠された(マスクされた)うつ病」の Masked から命名。これって誤訳じゃないのか?

仮面うつ病のチェックリストはないし、正式な病名でもない。
症状が多い順に
・不眠(寝付けない、夜中に起きる、早朝目が覚めてしまうなど)
・疲れやすい、倦怠感
・頭重、頭痛、胸の痛み、胃の痛み、関節痛
・食欲不振
・腹部不快感
・便秘
・めまい

…などなど、はっきり言って何でも起こりうる。うつ病は脳の機能不全から来ているので、本当に何でも起こりうるんだ。

仮面うつ病は、いきなり発見されることはほとんどない。内科でさんざん検査しても異常が見つからない時、運良く「ひょっとしたら精神的なものかも知れませんね」って医者が言い出して気づくことがほとんど。
ただし、精神科でも「自律神経失調症」とか「心身症」なんて診断をされることもあって、いつまでも治らないこともある。
試しに抗うつ薬を飲んでみたら効いたんで、それでやっと分かったということもありうる。
 
 
 
産後うつ病
出産時の身体のホルモンバランスの激変からくるうつ病。出産女性の約 10% が発症。基本的には身体のホルモンバランスの正常化がカギだが、子育てのために夜中に起きる必要があることや、生活の急変によるストレスも原因になりうる。
詳しくはこの辺。
精神というより体のストレスがメインなので、特別な対策が必要。
 
 
 
冬季うつ病
直接の原因は日照不足。日照時間が減るために脳の中でセロトニンが生成される機会が減るかららしい。運動不足だとさらに症状が出やすい。

主な症状は

・無気力感
・睡眠時間が長くなる。ずっと眠い。
・食欲が止まらない (特に炭水化物)
・体重が増える

つまり、冬眠。

回復には 3,000 ルクス以上の強力な光を見る。「光療法」と称してライトを置いている医者もあるが個人で買えば予防にもなる。
強力なライトなら短時間浴びるだけで済む。一般的な蛍光灯とかランプでは明るさ不足なので使えない。
セロトニンの材料のトリプトファンとビタミンB3 と B6、マグネシウムを摂ると回復が早くなるはず。

他の病気からくるうつ病
全然関係ない病気がうつ状態を引き起こした状態。昔は「身体因性うつ病」と呼ばれていた。
その原因となった病気の治療をしないとうつ状態が治らない。

代表的なところだと、

  うつ状態併発率
糖尿病

 

高血圧

30%?

ガン

20〜45%

脳梗塞、脳卒中
ほか脳血管障害

30%

心筋梗塞

15〜33%

認知症
(旧称「痴呆症」)

30%

リウマチ  
てんかん

55%

偏頭痛

26%

パーキンソン病

40%

渡辺昌祐「うつ病は治る」 p.91 - 100

こういった病気になっている人はうつ状態だけを独立して治すことが出来ないので、抗うつ薬で症状を抑えつつ本体の病気の改善に努力しよう。


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うつ病に似ている病気

うつ病だと思ったら全然違う、というのもある。これらは症状がうつ病に非常によく似ているので、自分で見分けるのは難しい。

多くの人が医者に行かないが、医者に行く最大のメリットは「実はうつ病以外の病気だった時に教えてくれる」ことだ。もしうつ病じゃないのにうつ病の対策を取った場合、症状が改善しなかったり悪化したりする。
これらの病気を見つけるには、医者に診てもらうことが欠かせない。
 
 
躁うつ病、パニック障害、PTSDなどの障害
誤解が多いが、躁うつ病とうつ病は別の病気だ。躁うつ病では気分壮快でやたらと活動できる期間があり、単純なうつ病の治療をすると躁になった時に一層激しくなってしまう(だから自己診断だけで済ませてはダメだ)。
パニック障害、PTSDは最近よく耳にするが、これらは完全に独立した病気ではなくうつ病との併発があり得る。この見極めは医者� ��任せた方がよい。
 
 
甲状腺機能亢進症、低下症
甲状腺の機能が活発になって新陳代謝が良くなりすぎるか、逆に悪くなるか、という病気。
診断は血液検査で甲状腺刺激ホルモン(TSH)を見る。
 
 
慢性疲労症候群 (CFS)
疲れがメインであるものの「これが症状だ」というのが決まっていない病気。ストレス性なのかウィルス性なのかということさえ決着しておらず、診断法もない。「他の病気じゃなかったら、最終的に慢性疲労症候群」という消去法で決まる。
うつ病とは違って日内変動はなく、コルチゾール濃度は低い(こことかここ参照)。
詳しくはメルクマニュアルとか大阪大学とか。
「疲労外来」という専門の窓口を持つ病院もいくつかあるし、専門医もいる。

 
更年期障害
男女ともに起こりうる。根本的に体の中のホルモンバランスの変化が脳に影響しているので、ストレス対策だけをしても効果は望めない。
医者で更年期障害の対策をしよう。
 
 
薬の副作用
鎮痛薬とか抗生物質とか、とにかく書ききれないくらいの薬の副作用に「うつ状態」が含まれている。
メジャーなところではインターフェロン。単独で使えばうつ状態の発生率は 5%くらいまでだが、抗ウイルス薬のリバビリンを併用すると10%くらいまで上がることがあるそうだ。
他には血圧降下剤の「レセルピン」には「警告:重篤なうつ状態が現れることがある」と書いてある。血圧を下げるためにセロトニンとノルアドレナリン類を枯渇させる薬だからだ。

対策としては薬を検索して副作用を調べるか、薬一式を医者に持って行って副作用を聞くのが良い。


薬品や金属のアレルギー、中毒
割とレアケースだと思うけど、症状がうつ病と変わらないことがある。
例えば歯にアマルガム(最近使われない素材)が使われていると、溶け出した水銀による水銀中毒が起きることがある。実際にそんなニュースもあった。

血液検査で診断が可能。
 
 
Q熱
感染症。抗うつ薬が効かない人や慢性疲労症候群と見られていた人を調べたら Q熱だった、という例あり(こことかここ)。
専用の血液検査で調べる。治療は抗生物質。


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まとめ
・うつ病は一般に言われてるよりずっと治りにくいよ。
・うつ病じゃないのにうつ病の対応をすると治らないし悪化するよ。医者で見極めてもらおう。



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